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【内定者インタビュー】「楽しい」をひたすら追求し、文系から独学でエンジニアに

今回は、2024年度の内定者でエンジニア職として新卒入社予定のT.T.さんにお話を伺いました。プログラミングを独学で習得した学生時代やそこから得た気づき、エイチームの先輩社員から学んだことなどについて語っていただきました。

2024年卒 エンジニア内定者 T.T.さん
愛知県出身。同志社大学 経済学部に在籍中。大学2年生でのマルタ島への短期留学でプログラミングに出会う。帰国後、独学でプログラミングを習得し、プロダクトのリリースまで行う。その経験がきっかけとなりエンジニアを志す。Qiitaの記事を読んだことからエイチームの長期インターンシップに参加し、エイチームを志望する。「プログラミングが好き」をひたすらに追求する姿勢から、社内では「尋常じゃない努力ができる人」と評価を受ける場面も。


プログラミングとの運命的な出会い。
そして、「仕事にしたい」と思うように

世の中のお金の流れを知るために経済学部へ進学

高校生のころ、世の中のお金の流れを知りたいという思いからマクロ経済学に興味を持ち、大学は経済学部に進学しました。エンジニアを目指す前は、英語を使って海外で仕事をしてみたいと考えていたので、大学時代は英語の勉強に力を入れていた時期もありました。その当時は、自分がプログラミングを学び、エンジニアになるとは全く思っていませんでした。

地中海に浮かぶマルタ島への留学。そしてプログラミングとの出会い

プログラミングとの出会いは、大学2年生のとき。ヨーロッパにあるマルタ島へ短期留学したことがきっかけでした。マルタ島に留学した際は現地の語学学校に通っていたのですが、その学校でエンジニアをしている方に出会いました。
 
その方は自動車関連のシステムのエンジニアをしていて、ソフトウェアやハードウェアのこと、ものづくりの仕組みなどを教えてくれました。その方の話を聞いていると、これまで魔法のように見えていたものづくりのイメージに対して一気に解像度が上がり、とても面白いと思ったんです。高校生のころにマクロ経済学に興味を持ったことからも、「物事の仕組みを知りたい」という気持ちが一貫して強いのかもしれません。
 
またこのとき、プログラミングを「知って終わり」ではなく、実際に「自分もやってみよう」と思ったんです。その理由は、外国におけるコミュニケーションで課題を感じたからです。マルタ島に留学してみて、現地の方と話す機会は思っていたよりも少ないものでした。自分からきっかけを作っていかないと、なかなか積極的なコミュニケーションを取ることができなかったんです。そこで、留学生が現地でコミュニケーションを取れるようなSNSをつくりたいと思いました。
 
マルタ島での経験が独学でプログラミングを始めるきっかけになりました。留学期間は2ヵ月間でしたが、得たものはとても大きかったと思います。

独学でプログラミングを学び、プロダクトをリリース。そしてその経験から得た学び

帰国後、「留学生が現地でコミュニケーションを取れるSNSをつくる」という目標のために、独学でプログラミングを学び始めました。学習の教材としてQiitaやProgateを使用し、最初に習得した言語はRubyでした。
 
プロダクト制作は、勉強と同時進行で行いました。SNSをつくる上で、チャット機能を入れたい、データを表示できるようにしたい、というような壁に行き当たるのですが、そのたびに自分で解決方法を調べて疑問点を解消していきました。プロダクトの開発期間は半年程度で、リリース後も1年ほどは改善を重ねながら運用していました。学びながらプロダクトの開発を行うことで、試行錯誤を繰り返してより良いものをつくることができたと思います。
 
ただ、このプロダクトは結局全然使っていただくことはできませんでした。プロダクト制作を振り返ってみると、ビジネス的な観点が不足していたと気づきました。作ったSNS自体は良いものだという自負があるのですが、「いかにリーチさせるか」というところまでは考えが及んでいなかったのです。作るだけではなく、使っていただけそうな方にサービスを知ってもらい、実際に使っていただけるところまでを考える必要があったということは、とても勉強になりました。

プログラミングを仕事にしたい

独学でプログラミングを勉強してリリースした経験が本当に楽しかったので、「将来はプログラミングを仕事にしたい」と思うようになりました。プログラミングはPCと自分の知識があればプロダクトをつくることができる点や、エラーを解消できたときの達成感に惹かれたのだと思います。
 
過去を思い返してみると、小学生のころは算数が大好きだったのですが、中学生になってからはあまり数学に興味を持たなくなってしまい、高校生では文系を選択していました。そしていざプログラミングを始めてみると、自分が白黒はっきりしたものが好き、答えを導き出す過程が楽しいと感じるということに気が付き、幼いころ好きだったことに原点回帰する感覚がありました。

「楽しい」をひたすら追求する

エイチームに内定をいただいた後に、社内の方から努力家だという評価をいただいたのですが、自分でも努力家だという自覚はありますね(笑)。ただ、「辛いことにも耐える」というような努力のイメージとは違って、ただただ好きなことを一心に追い求めている感覚で、プログラミングは自分の趣味の一環のようにも感じています。
 
現在、内定者アルバイトをしているのですが、そこでの業務も「楽しい」の延長線上にあると思っているため、「楽しい」をひたすら追求する姿勢が、努力家と評価していただけたのかなと思います。
 
プログラミングを書いているときは、いつも出来上がりが楽しみな気持ちです。独学でプログラミングを勉強しているときでさえも「辛い」と思ったことは一度もありませんでした。例えエラーが出たとしても、解消されたときはパズルが解けたような喜びを感じます。やはり、達成感を感じられる部分に惹かれているのだと思います。

Qiitaをきっかけにエイチームと出会い、
"Ateam People"の「嘘偽りのなさ」に惹かれた

会社が掲げる"Ateam People"に、噓偽りがなかった

就活に関しては、Qiitaの長期インターンシップを中心に進めていきました。Qiitaで公開されている記事の中にとても良いものがあり、その記事を書いた方の所属組織を見た時、初めてエイチームを知りました。それがきっかけで、Qiitaの長期インターンシップに参加することにしたんです。
 
長期インターンシップへの参加と同時並行で他の会社の選考を受けたりもしていたのですが、その中でもエイチームはとても素敵な会社だなと思いました。エイチームの方と一緒に働いてみて、"Ateam People"として会社が掲げている価値観と社員の人柄が本当にマッチしていたんです。その「嘘偽りのなさ」に惹かれました。
 
具体的なエピソードで言うと、インターン生である私に対して、社員の方が多くのチャンスをくださったことが印象に残っています。私は、Qiitaの長期インターンシップに参加している時点ですでに「エイチームに入社したい」という気持ちが強かったんです。ただ、エイチームに入社してどこの配属になるかはわからないため、Qiita以外の子会社・事業部についてもきちんと理解しておきたいと思い、その旨をQiitaの社員の方に相談しました。自分の考えを素直に相談したところ、他の事業部の方数名と面談する機会を設けてくださったんです。他の事業部の社員の方ともお話したことによって、自分が知りたかったことがクリアになっていきました。私にチャンスをくださったQiitaの社員の方をはじめ、多くの方とのコミュニケーションを通じて、どの社員も"Ateam People"を体現している方なんだな、と実感することができました。

「見定めの時間」ではなかった選考過程

就職活動の中で複数の内定をいただいていたのですが、エイチームへ入社したい気持ちが強かったこともあり、エイチームから内定をいただいた時点で就職活動を終えました。エイチームの選考の中で印象的だったのは、選考が「見定めの時間」ではなかったことですね。エイチームのメンバーとして一緒に働く仲間という視点で私を見てくださることはもちろん、新社会人として成長していくため、そして技術的な面までもアドバイスをいただきました。選考過程でここまで自分にアドバイスをしていただけるということが、驚くと同時にとても嬉しかったです。

憧れの師匠と将来の夢

憧れの師匠の存在

Qiitaの長期インターンシップや選考過程を通して、憧れの師匠ができました!その方はQiitaのエンジニアをされていて、私と定期的な1on1ミーティングをしてくださいました。1on1の中で、仕事や技術の話だけでなく漫画の話などもよくするのですが、漫画を読むだけではなく読んだことから学びや気づきを教えてくださり、幅広い視野を持ってどんなことからも学ぼうとする姿勢に憧れています。

将来は「お金を意識できるエンジニア」になりたい

将来は、「お金を意識できるエンジニア」になりたいと考えています。もちろん技術は大好きなのですが、そこに深入りしすぎてビジネス的な観点を失うと、オーバーエンジニアリングになってしまうと思います。どこに金銭が発生するのか、そのためにどうやって技術を活用するか、という観点を意識できるエンジニアになりたいです。
 
私の中にある「プログラミングが好き」と、「お金の流れに興味がある」という二つの「好き」が、ここに来て重なったなぁと思います。このようなステージに辿り着けたのも、師匠をはじめ、多くのロールモデルとなるエイチームのエンジニアたちが、「お金を意識できるエンジニア」だからだと思います。以前はひたすら技術を極めることだけを考えていたので、エイチームとの出会いで「技術の先にあるもの」を意識する姿勢を学ぶことができました。

入社までに取り組みたいこと

現在、内定者アルバイトをしているので、今はそれに打ち込もうと思っています。また、内定者アルバイト終了後はもう一度留学に行きたいと考えています。セブ島へ語学留学をして、マンツーマンで先生から指導を受ける講座を受講したいですね。

就活生へのメッセージ

就活生のみなさんには、「本当に自分がやりたいこと」を探してほしいです。「仕事を楽しくするのは、自分だ。」というエイチームの新卒採用コンセプトは、まさにその通りだと思っていて、自分が働くうえで楽しいと感じられるフィールドを、学生生活の中で見つけられるとすごく良いと思いますね。また、自分の好きなものとの出会いを多くするために、本を読んだり映画を観たりするなど、興味の幅を広げて積極的にインプットをしてみてほしいです。

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