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2024年新卒研修レポート!自ら成長の機会を勝ち取れ!自律と自立を促すエイチーム流の新卒研修の裏側

2024年4月1日、エイチームに10名の新卒社員が入社し、4月1日~5月24日の約2ヵ月間にわたって新卒研修を実施しました。研修では、歴史を振り返りながら会社や事業の理解を深めつつ、業務遂行に必要なビジネススキルに加え、各職種の理解を深める職種研修や既存事業に対する新コンテンツ企画コンテストも行いました。毎年新しい挑戦を取り入れている、エイチームの新卒研修をご紹介します。


新卒研修の目的

事業部への配属後すぐに、価値を発揮できる人材として、エイチームで活躍するために必要な下地を身につけることを目的としています。そのため、全社員が大切にしている考え方や価値観、業務遂行に必要なスキル、社会人として活躍するために必要なスタンスを座学・演習を通じて体系的に学びました。
 
エイチームは一人ひとりに創造性を発揮してもらい、コミュニケーションを通じてチームでの成果を最大化することを大切にしています。研修の取り組みにおいても、チームでの演習を通して難題の解消に挑み、この研修の目的の達成を目指しました。

目的の達成に向けて必要な要素

エイチームの新卒研修のカリキュラムは、新入社員の今後の活躍と定着を期待して、人事が経営陣と共に相談しながら企画しています。入社後の早期戦力化と会社へのエンゲージメントを高めるために、以下の5つのコンセプトで研修カリキュラムを設計しました。

  1. 柔軟性(素直さ・謙虚さ)

  2. 人間力(フォローシップ/フォロワーシップ) 

  3. 視座/当たり前の基準が高い(学び続ける姿勢)

  4. 早期から自立・自律し、自ら必要な行動を起こす当事者意識と行動力

  5. プロダクト作りに対する高い熱量

研修のカリキュラム


※研修の一部をご紹介しています。

会社・事業の理解を深める研修

過去の歴史から会社・事業の理解を深める研修を実施。各グループ会社社長と社長室IR・PRGマネージャーが研修講師を努めました。グループ会社の社長からは、各社の事業の成り立ち、運営しているサービスの特徴や収益モデル、これから目指していく姿などを丁寧にお話しました。
また今年は初めての取り組みとして、社史を教材とした「社史研修」を実施しました。この研修では「社史研究」と称して、エイチームの歴史を知り、理解を深めたうえで、エイチームの価値の源泉や世の中における存在意義を考えました。社史研究の全貌はこちら記事でも紹介しています。

共に事業に取り組む仲間と、その仕事を知る職種研修

さまざまなビジネスを展開するエイチームでは、さまざまな職種の人材が協力し合い、その事業を運営しています。共に事業を成長させていく仲間として、お互いの仕事をリスペクトしながら働くことが大切です。職種研修では、各職種の社員が講師となり、モノづくりの仕組みを理解する「プログラミング研修」、情報設計としての「デザイン基礎研修」、エンタメの魅力とゲーム運営を理解する「ゲーム企画研修」、サービス運営の全体を知る「営業同行研修」、「マーケティング研修」、「コールセンター研修」などを実施しました。

既存ビジネスに新サービスを提案!?「ビジネス予行演習」

「ビジネス予行演習」では、研修で学んだ様々なスキルや知識などを駆使して演習をグループワークで実施。エイチームのことを正しく理解し、理解したことを正しく相手に伝えられるようになることを目的としています。今年は2つのテーマに挑戦しました。

エイチームの会社説明会に来た学生をターゲットと仮定し、
エイチームが大切にしていることを分かりやすく、面白く伝えることに挑戦
エイチームで運営している事業の中からどれかをひとつを取り上げ、
新たな利益を生むような施策の提案に挑戦

「会社説明会資料をアップデートせよ!」では、3つのチームに分かれ、社史研究を通じて学んだエイチームのさまざまな歴史的な背景やそこから生まれた理念・価値観への理解と、学生と目線の近い新入社員ならではのフレッシュな感覚で、会社説明会資料を作成しました。
 
完成後は、会社説明資料を使って各チームで発表し、その様子はウェビナー形式で全社に発信し、社員も視聴しました。紙芝居のような物語仕立てのスライド構成で聞き手を引き込む工夫をするなど、それぞれのチームの個性が溢れる内容でした。
 
「生成AIを用いて、既存ビジネスに新しい付加価値を!」では、3チームに分かれ、「いくら儲かるのか」「誰が使うのか」「どういう目的で使われるのか」「どのくらい使われるのか」を徹底的にディスカッションし、先輩社員へのヒアリングも行い、モックアップまで作成しました。経営陣に向けた審査会はウェビナー形式で全社に配信され、視聴している社員からも「面白い!」「欲しい!」などリアルタイムでリアクションがありました。
 
審査員からは、検証不足な点や数字に対する根拠・客観性の疑問など、経営を判断する立場としての厳しい指摘もありましたが、総評では「配属後もたくさんのアイデアを出し、どうすれば良いものがつくれるか考え続けてください。その繰り返しで質の良いものができあがっていきます」という激励の言葉がありました。

研修を終えた新卒社員の感想

最後に、研修を終えた新卒社員の感想の一部をご紹介します。

“約2ヵ月間の研修、終わってみるとあっという間だったと感じています。正直言うと、楽しむ余裕はなく、目の前の課題に全力で取り組むことが精一杯でした。研修期間中、同期と自分を比較し、自分の能力不足に落ち込むこともありましたが、その過程で自分の弱みや今後の課題を発見することができました。成長を実感するよりも、これから克服すべき課題を発見できたという意味では、とても有意義なものだったと思います。

いつか、この研修期間で浮き彫りになった課題が自分の強みに変わっていることを、なるべく早く証明できるよう頑張ります。“

“様々なことを学ぶことができて楽しくもありましたが、正直、自分の弱みや苦手な領域を実感し、「できるかも」といった変な自信は全くなくなりました。そのため配属先では本当に1から積み上げていけるので、不足している部分を研修で実感できてよかったです。
 
また、エイチームに入社して本当に良かったと再認識しました。人の良さに惹かれて入社したのですが、想像以上でした。「研修どう?」のお声がけや相談、演習の準備の際には先輩社員の方々が差し入れをくださったり、本当に人の良さ・働く環境の良さをこの研修を通して感じました。“


未来の原動力となる10名の新たな仲間が入社したエイチーム。
経営理念の「みんなで幸せになれる会社にすること」「今から100年続く会社にすること」のもと、エイチームの社会的意義である“Ateam Purpose”の「Creativity × Techで、世の中をもっと便利に、もっと楽しくすること」の実現に向け、社員がお互いを認め合い、いきいきと働き、社会から、みんなから必要とされる存在でありながら、今後も成長してまいります。

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