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株式会社エイチーム 機関投資家ミーティングよくある質問と回答(2025年1月)
2025年1月に実施した機関投資家との1on1ミーティングにおける主な質問と回答について、下記の通り開示いたします。本開示は株主・投資家の皆様への情報発信を通じてご理解を賜ること、フェア・ディスクロージャーを目的としております。なお、質問及び回答に関して、一部内容・表現を加筆・修正しております。
2025年7月期第1四半期の業績について
Q. 2025年7月期の計画と対比して、2025年7月期第1四半期の業績をどのように評価していますか?
A. 概ね計画通りに進捗しているものと評価しております。グループ全体の経営管理・予実管理体制の強化を図っており、通期業績予想の必達に向け第1四半期から着実に利益を確保する運営が奏功しております。
Q. microCMS社やPaddle社の2025年7月期第1四半期業績への寄与はどのくらいありますか?既に実施したM&Aの評価について教えてください。
A. microCMS社については、概ね想定通りの進捗となっております。積極的な法人向け営業の強化やコンテンツマーケティングの実施により、リード顧客獲得数はグループ入りから約半年間で約2倍となっております。microCMS社はリカーリングモデルであり、顧客数増加による売上高の拡大を期待しているため、連結会計の開始から一定期間はのれん償却費の負担が大きいものの、徐々にのれん償却費を上回る利益の創出が可能になると見込んでおります。Paddle社については、2024年11月(2025年7月期第2四半期)より連結会計を開始するため、当第1四半期における業績への寄与はございません。
株主還元について
Q. 中期経営計画にて総還元性向平均100%を掲げていますが、力強い株主還元を実施する理由はなんでしょうか?プライム市場上場維持が目的なのでしょうか?
A. プライム市場上場維持も株主還元を強化する目的の一部ではありますが、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」に記載のとおり、株主還元を通じて自己資本の圧縮を行いWACCを低下させ、資本効率の強化をすることが主な目的です。また、株主優待につきましては、投資魅力度向上による株式売買の活性化を第一の目的としており、基本的な還元方法といたしましては、主に配当と自社株買いを想定しております。
M&Aについて
Q. WCA社はWEB広告代理店として何を強みとしていますか?また、シナジー効果をどのように見込んでいますか?
A. WCA社はWEBコンサルティングからWEBサイト構築、広告運用代行などの集客までワンストップで支援しているWEB広告代理店です。同社は比較サイトを運営する企業のハウスエージェンシーとして2005年に創業しており、約20年間にわたりデジタルマーケティングノウハウを培ってきたことを強みとしております。比較サイト・情報メディア事業に対する知見を有し、当社が比較サイト・情報メディアを展開する業界の顧客との取引実績を有することから当社との相性が良く、シナジー効果を生みやすいと考えております。「WEBマーケティングコンサル・WEBマーケティング運用代行」事業は、当社が目指す売上向上支援カンパニーにおいてデリバリー機能を担う分野であり、クライアントとの接点を確保する機能であると位置づけております。
Q. M&Aの活動量が大幅に増加した理由を教えてください。
A. トップ面談は、2024年7月期の1年間で累計16件であったのに対し、2025年7月期第1四半期までの累計では35件という実績です。理由といたしましては、まずM&Aを推進する体制の強化に伴い人員数が増加しているためです。M&Aターゲット企業の選定、交渉・契約締結、デューデリジェンスをスピーディに実行する体制を徐々に構築しております。さらに、業務提携先であるアドバンテッジアドバイザーズ社からのサポートがあるため、同社のノウハウも活用してM&Aに関する一連の業務の高度化を図っております。
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