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『インハウスブランド名鑑』を公開!「Qiita」「OBREMO」「ハナユメ」のブランド秘話を大解剖

デザインリファレンスサービス「Cocoda」とのタイアップ企画『インハウスブランド名鑑』に、エイチームの各ブランド「Qiita」「OBREMO」「ハナユメ」が参画しました。

本企画は、「ブランドアイデンティティの定義や浸透」「ガイドラインの更新プロセス」「制作物やコミュニケーションへのブランドの浸透」など、デザイン組織の中での継続的なブランドづくりに関する事例をまとめています。

つくって終わらない ブランドの裏側
今、「ブランド」への向き合い方が、少しずつ変わり始めています。
ブランドは、運用するもの。
ブランドは、更新するもの。
ブランドは、組織のすべての人が扱うもの。
そんな、「つくって終わらない時代」における、ブランドづくりの裏側を切り取る試みが、インハウスブランド名鑑です。

https://brand-meikan.cocoda.design/#gallery

また、記事公開を記念して、2023年11月21日(火)に「エイチーム×Cocoda共催!つくって終わらないブランドの裏側 ー エイチームのブランドデザイン」と題してイベントを開催します!ぜひ、ご参加をお待ちしております。


エイチームの「ブランド名鑑」3選

エンジニアの価値観を、品質の基準に。Qiitaにおけるブランド価値の高め方

2012年にサービス開始した技術情報共有サイト「Qiita」は、サービスの対象ユーザーがエンジニアです。だからこそ、当たり前の「品質」の基準値が高く、だからこそブランドづくりに注力する必要がありました。「Qiita」におけるブランドデザインの役割と範囲を明確に定め、エンジニアの価値観から品質の基準をつくります。その他にも、チーム体制の構築、具体的なデザイン原則の策定、コードの品質を高める取り組みなどに、取り組んでいます。

今回の記事を通じて、日々意識している様々な取り組みがQiitaのブランドを作り出していることに気づきました。また、改めて「ブランドとは何か」と考えるきっかけにもなったかと思います。

Qiitaのデザイナーは、単に「Qiitaらしさ」を表現するだけでなく、デザインデータの品質やコードの品質など、矜持に近い部分にも責任を感じています。これら全ての要素が、"エンジニアを最高に幸せにする"という目標につながり、それらがQiitaのブランドを形成しているのだと感じています。

Qiita デザイナー 出口 裕貴さん

一口に「ブランド作り」といっても様々な狙いやフェーズがあります。とは言え、エイチームグループ内だけでもこれだけ多岐にわたっているのを、普段はあまり意識していませんでした。

事業を超えてブランドの知見を交換したり、今取り組んでいることを次に生まれるブランドに活かしたり、そういった取り組みを強めたいと思うきっかけとなりました。記事の作成の中で徐々に言語化されてきた部分も多く、今後の取り組みに活かせそうな手応えを感じました。

Qiita デザイナー 綿貫 佳祐さん

ブランドのあり方から見直す。「OBREMO」のブランドリニューアルの裏側

2021年に誕生したドッグフードブランド「OBREMO」のブランドリニューアルを2023年7月に発表しました。ブランドリニューアルに向けて、VIやタグラインの策定、ブランドムービー、パッケージデザインなど、幅広いクリエイティブに刷新。ブランドリニューアルに至った背景、再協議したブランドの在り方、苦労した点、徹底的にこだわったクリエイティブなどをご紹介しています。

改めて、長い期間をかけて自分たちのサービス・商品と向き合ってきたのだと実感しました。デザイナーとしては、表現の部分だけではなく、その前の工程から深く関われたこと、そしてチームで作り上げていくことの大切さを知れたことも良い経験になったと思っています。

ブランドはつくって終わり!ではないので、今回のリニューアルで表現したことをブラさずに伝え続けていきます。ひとりでも多くの飼い主さん、そしてその先のワンちゃんの幸せにつながることをモチベーションにこれからも邁進していきます!

OBREMO デザイナー amekunさん

記事を通して、OBREMOなりのブランド作りを整理することができました。 決してスムーズな進行とは言い難いですが、妥協せず納得のいく形でリニューアルを迎えることができたと改めて思います。

まだリニューアル完了に過ぎず、持続的な事業成長を実現できるかどうかはこれからの私たちのブランド作り次第です。 飼い主さん、ワンちゃんたちから愛され続けるブランドとして成長していけるように、これからも事業責任者としての役割を全うしていきます。

OBREMO 事業責任者 加藤 剛大さん 

ブランドとしての約束を、すべてのコミュニケーションに落とし込む。ハナユメのブランドづくり

結婚式場情報サービス「ハナユメ」では、TVCM、SNS、Webサイト、接客、ノベルティなど、幅広いコミュニケーションのデザインに取り組んでいます。それら一つひとつのタッチポイントで、一貫してハナユメらしさを感じられるように、サービスのミッションをもとに、ブランドとして持ってもらいたい印象やイメージをまとめ、コミュニケーション全体に浸透しています。事業戦略に連動したブランド戦略、ブランドプロミス、多種多様なブランドコミュニケーション、クリエイティブへのこだわりなどをご紹介しています。

インタビューを終えて、改めてハナユメのブランドを多くの人たちと協力しあいながら作り上げてきたのだなと気づきました。 そしてブランドづくりと言っても一言では説明できない難しさがあり、今回こういった機会をいただけたことで自分たちが行ってきたブランドづくりを整理し可視化することができました。今後もお客さまにとって必要とされ、選ばれるブランドにしていけるように邁進していきます。

ハナユメ デザイナー 出口 綾夏さん

エイチームの3つのサービスをベースに、各々のブランドの考え方を紹介する機会をいただきありがとうございました。 こうして俯瞰してみることで、それぞれの事業が今大切にしていることや、伝えたいこと、そのアプローチが本当に多岐にわたっていることが整理できました。

ブランドという概念の大きさを改めて認識するとともに、社内にいる身としても、視野を広げられるとても面白い企画に仕上がったと考えております。 今回ご協力いただいた「Cocoda」の皆さまにも感謝をするとともに、ここで得られた知見を活かし、今後もブランドのさらなる成長を目指したいと思います。

ブランド戦略グループ マネージャー 鈴木 貴大さん

ブランドは価値創造の源泉

私たちエイチームは、経営理念である「みんなで幸せになれる会社にすること」「今から100年続く会社にすること」のもと、「Creativity × Techで、世の中をもっと便利に、もっと楽しくすること」という“Ateam Purpose”の実現を目指しています。

エイチームは、インターネットを軸に多様な事業を展開する総合IT企業として、ゲームやWebサービスなど様々なビジネスを創出してきました。これまでの歴史を振り返ると、創造性がエイチームの強みの源泉であり、創造性をもってサービスをつくり価値を生み出した結果としてブランドが形成されるとも語っています。

創造性をもってサービスをつくり価値を生み出す事業は、ブランドを持ち、認知度が高く、利益を生み出します。

https://ateam-note.a-tm.co.jp/n/n4f806e8aedae

また、2006年にサービスを開始した引越し比較・予約サイト「引越し侍」は、愛されるブランドをつくっていくため、長年ブランディングに力を入れてきました。

私たちは、“Ateam Purpose”の実現に向けて、「創造性の高いビジネス」に取り組りくむべく「ブランドをつくっていこう」ということを掲げています。また、「引越し侍」のブランドに関わってきた鈴木 貴大さん(エイチームライフデザイン ブランド戦略部 マネージャー)は、経営や事業戦略において「ブランド」を下記のように位置づけ、語っています。

持論ではありますが、私たちエイチームが展開する各ブランドを「資産」として捉え、ブランド資産を築いていくことが、“Ateam Purpose”の実現につながり、そして経営理念で掲げている「今から100年続く」状態に近づくと考えています

ブランドを育てていくことで、継続顧客が生まれ、市場での優位性、高い独立性が備わります。そうすることで、持続的な事業の成長が可能になり、私たちは今まで以上に市場に向けて価値発揮することができます。社会と共創することで、エイチームが大切にする「経営理念」の実現により近づいていくものと考えます。そういう意味で、私たちにとって、「ブランドづくり」は経営戦略・事業戦略と同レベルで考える必要があるものだと感じます。

https://ateam-note.a-tm.co.jp/n/n8a389064b0cd

また、これまで「引越し侍」のプロモーションに携わってきた森下 真由子さん(社長室長 兼 人材開発部長)は、エイチームの各サービスがブランドを大切にしていくことで、グループ全体でブランド資産が作られるとも語ります。

特にエイチームはゲームやWebサービス、ECサイトなど多様な事業を展開する総合IT企業です。各サービスでブランドをつくり、複数のブランド資産が積み上がっていくことで、エイチームというブランドが形成されていくとも感じます。

エンターテインメント事業では、ゲームを通して世の中に「わくわく」という楽しさを届け、ライフスタイルサポート事業やEC事業では「便利さ」を提供して暮らしが豊かにする。これらの提供価値がそれぞれのブランドを通して世の中に認知されると、エイチームが提供する価値はより大きなものになるでしょう。

そのように考えると、ブランドに関わるすべての人たちみんなで頑張りましょう、価値を提供していこうということに尽きるように思えます。ユーザーの皆さまと直に接するユーザーサポートや接客のスタッフ、法人顧客と接点をもつ企画営業のスタッフ、サービスを知り使ってもらうきっかけをつくるマーケティングのスタッフ、サービスとして最適な体験を提供するエンジニアやデザイナー。一部の人たちだけでなく、サービスに関わる一人ひとりがブランドをつくっていくという意識が大切だと思います。

https://ateam-note.a-tm.co.jp/n/n8a389064b0cd

「ブランド名鑑」から見えたエイチームのブランド作り

「ブランドに投資する」という選択

今回の「ブランド名鑑」でエイチームの各サービスのブランドづくりの記事を企画してくださった「Cocoda」の斎藤 孝俊さまに、「ブランド名鑑」から見えたエイチームのブランド作りについてのご感想をいただきました。

今回、エイチームの3つのサービスでのブランドづくりを取り上げさせていただきました。 特に印象的だったのは、各サービスで、それぞれのデザイナーが、「ブランドに投資するかどうか」の意思決定を必ずしていることでした。 盲目的にではなく、ブランドという手段が事業成長に貢献すると判断し、判断したならとことんブランドに投資する姿勢が、本当に魅力的な企業だと感じています。

ユーザーに寄り添うブランドづくりの姿勢を持つ「Qiita」。とことんベストを追求するブランドリニューアルに取り組んだ「OBREMO」。ユーザーと約束した世界観を高い品質のクリエイティブに落とし込む「ハナユメ 」。

「ブランドに投資する」と事業レベルで判断したからこそ、それぞれの色がプロセスに出ています。 国内有数のクオリティで取り組む、エイチームでのブランドづくりをぜひ参考にしてみてください。

株式会社alma
代表取締役CEO  斎藤 孝俊さま

ユーザーの皆さまに愛されるブランドを目指していきたい

デザイナーとして、エイチームの各サービスで多くのデザイン・ブランドに携わってきた綿貫 佳祐さんに、「ブランド名鑑」から見えたエイチームのブランド作りについて聞きました。

私が入社した2017年頃と比べると、社内でブランドについて話される機会は随分と増えました。経営上の資産としてブランドを重要視するのはもちろん、社員それぞれのクリエイティビティが発露した結果でもあると思います。

エイチームに昔からあるビジネスだけでなく、より長く、より大きな社会的意義を発揮するための手段として、ブランドを考える場面が増えたのでしょう。今回、ブランドの作り手として語る中で、自分たちの携わっているブランドへの理解や思いが深まりました。

また、頭のどこかでは考えていながらも、上手くまとまっていなかった意見も多く出ました。やるべきことを整理して、ブラッシュアップして、今後に臨めそうです。一方で、話をするうちに自分たちの未熟さも明らかになってきました。

「本当はやりたいけど、やれていません。」
こういった回答をしてしまったのも一度や二度ではなく、一抹の悔しさもあります。ブランドに誇りや愛情を持ちつつ、客観的に自分たちを捉え直す必要がありそうです。

全体ではなく、それぞれの事業ごとに進める特性の強いエイチームのブランド作り。これからの結果が良くなるか悪くなるかは、今まさに手がけている私たちにかかっていると思います。

顧客の皆さまに愛されるブランドを提供できるように邁進します。

Qiita 綿貫 佳祐 さん


【11/21開催】つくって終わらないブランドの裏側 ー エイチームのブランドデザイン

「ブランド名鑑」での3事例の公開を記念して、「エイチーム×Cocoda共催!つくって終わらないブランドの裏側 ー エイチームのブランドデザイン」と題してイベントを開催します!

スピーカーとして、エイチームで、各サービスのブランドづくりに関わるデザイナーたちがパネルディスカッション形式でトークします。

開催日時
2023年 11月21日 (火) 15:00~16:30

スピーカー
Qiita デザイナー 綿貫 佳祐さん, 出口 裕貴さん (📚事例)
OBREMO デザイナー amekunさん (📚事例)
Hanayume(ハナユメ)デザイナー 出口 綾夏さん (📚事例)

デザイナーやブランドに関わる皆さまのご参加、心よりお待ちしております!

エイチーム デザイナー特設サイト


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